雪害対策費用盛り込んだ補正予算案提出へ
大雪と暴風雪による県内の農業被害がわかっているだけでも3億2千万円余りに上っていることがわかりました。県は、対策費用を盛り込んだ補正予算案を2月県議会に提出する方針です。
県によりますと去年12月中旬以降、大雪や暴風雪で今月12日までに3億2394万円の農林水産被害を確認しています。
湯沢雄勝・能代山本地域を中心にパイプハウスの損壊・倒壊が1025棟で被害額はおよそ3億700万円。セリやホウレンソウなどの農作物の被害は1669万円に上っています。
県は復旧と被害防止に要した費用を補助する方針を示しました。具体的には、果樹の枝折れした部分の薬剤塗布や支柱の購入にかかった経費、パイプハウスなどの施設の復旧費用を補助することにしています。
県は、雪害対策の費用を盛り込んだ補正予算案を2月開会する県議会に提出する方針です。