参院選一票の格差 最高裁「合憲」

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秋田2020.11.18 18:56

 去年7月に行われた参議院選挙をめぐり、いわゆる“一票の格差”を理由に選挙の無効を求めた裁判に対する最高裁の判断が示されました。
 最高裁大法廷は18日「合憲」と判断し、選挙無効の請求を退けました。

 この裁判は、2つの弁護士グループが去年7月に行われた参議院選挙で最大3倍の“一票の格差”があるのは憲法違反だとして選挙の無効を求めていたもので秋田を含む全国各地で訴えを起こしています。

 去年10月の仙台高裁秋田支部の判決では、「違憲の問題が生ずる著しい不平等状態にあったとはいえない」として「合憲」という判断が示され弁護士グループが
上告していました。

 最高裁大法廷は18日の判決で「合憲」と判断し、選挙無効の請求を退けました。

 理由については、「わずかだが格差を是正していて立法府の是正を指向する姿勢が失われたとはいえない」と指摘しました。

 参議院選挙の一票の格差をめぐる裁判は、高裁段階で2件「違憲状態」という判断が示されていて、国会の格差是正に向けた取り組みを最高裁がどう評価するかが焦点となっていました。