ニュース
テレビ
ラジオ
天気・防災
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
SNS

蔵元集団NEXT5 創立10周年オンライントークイベント
これまでの10年と、今後の10年を語る

配信日時

2020年12月1日(火)19時00分~20時30分
秋田放送YouTube公式チャンネルでインターネットライブ配信
配信URL:https://youtu.be/GRdJtf0r8ns

出演

■蔵元集団NEXT5のメンバー
「ゆきの美人」秋田醸造 小林忠彦さん
「山本」山本酒造店 山本友文さん
「一白水成」福禄寿酒造 渡邉康衛さん
「新政」新政酒造 佐藤祐輔さん
「春霞」栗林酒造店 栗林直章さん

■特別ゲスト
ピエール・エルメ日本法人代表 リシャール・ルデュさん

■司会進行
フリーアナウンサー 大島貴志子

秋田県内の若手醸造家5人が集まって2010年に設立した蔵元集団NEXT5。毎年、それぞれの蔵元が代わる代わる新たな日本酒づくりに挑戦し、日本全国のみならず海外にも強烈なメッセージを発信し続けてきました。10周年を迎えたことしは、八峰町の山本酒造店代表 山本友文さんが貴醸酒(きじょうしゅ)の製造に挑戦しました。貴醸酒とは水の代わりに酒で仕込む製法で、独特のとろみのある甘口の日本酒です。通常の日本酒は、米100に対して水130を使ってつくりますが、それに対して貴醸酒は米100に対して水70と酒60を仕込み水のように使ってつくります。山本さんは、オーク樽で貯蔵し香りを付けたヴィンテージ酒を仕込み水の代わりに大量に使用しました。

この貴醸酒と一緒に絶品のスイーツを味わってもらおうとコラボしたのが、世界的に知られるパティシエです。パリに本店を構える世界のパティスリー界を先導する第一人者で、スイーツ界のピカソと呼ばれる「ピエール・エルメ」。日本酒の未来を牽引するNEXT5とパティスリー界を先導するピエール・エルメがコラボして、貴醸酒720mlと美郷町の酒米を使用した新作スイーツのパウンドケーキ 1万セットを限定販売します。販売価格は、過去最高の税込み1万3800円。12月1日のトークイベントでは、NEXT5の10年間の活動を振り返るとともに、日本酒の新たな可能性を熱く熱く討論します。

蔵元集団 NEXT5

NEXT5を結成したきっかけは、メンバーのひとりである山本酒造店の山本友文さんが杜氏制を廃止し、自ら製造の責任者となって酒づくりを始めた2年後のことです。月刊誌の日本酒特集で山本さんの取り組みが紹介されました。その記事の後半で、広島の「魂志会」という暴走族みたいな名前の6つの酒蔵のグループが紹介されたのです。

広島では、酒蔵の経営者6人がそれぞれの酒を持ち寄ってそれぞれの酒質を批評し合い品質を確認しあっているとのこと。その記事を読んで「このような組織を秋田でもつくれないかな」と、山本さんよりも先に自ら酒づくりを始めていた秋田醸造の小林忠彦さんに相談しました。それからまもなく、「新政酒造の祐輔くんが、去年の秋から蔵に入っているらしいぞ」「栗林酒造店の栗林さん、杜氏が急死して、仕込み作業の途中から栗林さんが酒をつくっているらしいぞ」「五城目の福禄寿酒造は地元の社員と2人で酒をつくり始めているぞ」と、一緒にこの企画をやれそうな人達が秋田県内にもいたので、みんなで集まって酒を酌み交わしながら話し合ったところ、その場で「いいね!やろうよ!」と盛り上がって結成が決まりました。

 

2回目の会合で、グループ名をNEXT5に決めました。ネクストファイブ「次世代を見すえた酒づくりをわれわれ5人で模索していこう。そして、秋田の酒づくりを牽引できるような存在になろう。」その時に山本さんの提案で、秋田県内にある酒蔵の新しい後継者が、自分たちのように志を持って酒づくりを始めても、軌道に乗れずに行き詰まっていたら、年上のメンバーから順番に抜けて、その新しい人を仲間に入れていこう」ということも決めました。

主な活動は、定例の利き酒会、共同醸造プロジェクト、消費者イベントの3つです。定例の利き酒会では、各蔵元の商品と、首都圏で売れている他社の人気商品を合わせた10銘柄を持ち寄り、ラベルを隠して利き酒をしてそれぞれの出来栄えを批評し合います。共同醸造プロジェクトは年に1回、ホスト蔵を決めてその酒蔵に5人が集まり、作業工程を分担して1本の酒をつくり上げるというものです。その商品は毎年12月に販売していますが、予約で売り切れるほどの人気商品となりました。
共同醸造プロジェクトはこの冬、山本さんの酒蔵で2巡することになります。2巡目の5年間は、それぞれの酒蔵が異業種とのコラボレーションに取り組みました。NEXT5がこれからどのようなSAKEづくりをしていくのか、12月1日のトークイベントで徹底討論したいと考えています。