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2023年11月12日

11年経っても志の心は変わらず、心の花・東海林大心社長!

この日は東海林大心社長に入って頂き、創業から11周年を迎え改めて今のお気持ちをお聞きしました。

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大心社長に初めてお会いした時は、代行のお仕事をしながらご自分の目指す会社にするため日々、頑張っていた姿を思い出します。第一印象は、こんなにも真面目な30代のお若い社長がいるんだと驚きました。その時に頂いたパンフレットを改めて見ましたら、これも驚きで、社長が目指す会社の基本的な考えは少しも変わっていないのです。

創業当時は奥様と社員が一人、それにお父様にも手伝って頂いて、天徳寺通りの「心の花」は手作り感あふれる名前のとおりあったかい「心の花」でした。最初のパンフレットに書かれていたのは、「大切な方と過ごした日々が、あたたかく輝きますように…哀しみの中にも心が満たされる時間!優しさでお送りする家族葬ホール心の花」さらに、

「心の花のスタッフは、ご家族が心を許せる親戚のような存在を目指します。ご葬儀とは、皆が幸せになるための儀式であること。大切な方が、それまでの人生や命の尊さをはじめ、大切なことをその後の人生の糧にすることで、遺された方はさらに幸せな人生を歩むことができるのではないかと思います。大切な方との最後の時を悲しみの中にも心が温かく満たされる豊かな時間として頂き、遺された方の心に希望を生むことを心から願います。私たちの大きな目的は、命の尊さと輝く人生を未来につなぐことです。」

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利用された方々のお客様アンケートをご覧になれば、いかに皆さんから感謝されているかわかります。直接お話を聞いてみたい方は、
天徳寺通りの「心の花」 :℡018-874-7771
秋田市牛島「静庵(じょうあん)」 :℡018-827-7303
へお問い合わせください。

2023年11月5日

秋田大学名誉教授の佐々木和貴先生は、相変わらず声に張りがありトークが上手でお話に引き込まれてしまいました。

この日のゲストは、秋田大学名誉教授(イギリス文学)の佐々木和貴先生。先生には、おいで頂く度にその時のニュースにふさわしい内容でお話してくださるので、たいへん勉強になるのです。

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今回は、どんなお話をしてくださるのかとても楽しみにしておりましたが、秋田大学の5人の人文系教授たちと本を出版してました。本のタイトルは、「ペストの古今東西~感染の恐れ、終息への祈り」(秋田文化出版刊、9月30日発行)です。

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コロナ・インフルエンザ・戦争と次々と恐怖に悩まされている私たちですが、歴史を見てみると、昔の人々はどんなふうに乗り越えてきたのか参考になる本です。5人の執筆者たちは、西洋の歴史と美術、イギリス文学、中国の歴史と文学を専門とする先生たちです。

第一章は、佐藤猛先生の「1年戦争下のパリと死に至る病」
第二章は、佐々木千佳先生の「ヴェネツィア美術にみるペストの表像と救済」
第三章は、佐々木和貴先生の「ペスト禍のシェイクスピア」
第四章は、内田昌功先生の「ペスト菌に抗した中国」
第五章は、羽田朝子先生の「満州国の中国人作家がみたペスト禍」

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本には写真や表・地図など沢山載ってますからとても読みやすく分かりやすい内容です。
興味をお持ちになった方は、お近くの本屋さんを覗いてみてください。コロナ禍でオンライン授業が多かった学生たちは、ようやく対面で授業を受けられるようになって、秋田大学も活気づいてきたようです。佐々木和貴先生には、又、ゲスト出演して頂きたいと思っています。

2023年10月29日

総社神社の大絵馬を描いている水墨画家・飯塚洋三さんは90歳

この日のゲストは、秋田市川尻にある総社神社の(干支の大絵馬)を14年も描いている水墨画家の飯塚洋三さんです。

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飯塚さんは1933年(昭和8年)横手市で生まれ育ちます。1952年(昭和27年)秋田相互銀行に入行し1974年(昭和49年)秋田相互銀行を退社したあと、丸果秋田県青果に入社し、75歳まで代表取締役など立派に勤め上げます。モットーは、「仕事は厳しく余暇は楽しく」です。子供の頃から絵を描くのが大好きだった洋三少年は、小学5年の掃除当番の時、校長室に自分の絵が飾られているのを発見し、それ以来、校長先生と絵を描くことが大好きになったそうです。

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1947年(昭和22年)横手中学校2年の時、「日本国憲法発布普及ポスター」を描き、秋田県知事賞を受賞。1952年(昭和27年)戦後初めての修学旅行で栞(しおり)を作ったのも楽しい思い出です。まだみんな貧しく食料も乏しい時代、修学旅行にはお米を持って行ったそうです。また、修学旅行で履く靴もなく、いつも足駄(あしだ)を履いていた洋三さんは、お父さんの革靴を履いて修学旅行に行ったんだそうですよ。

高校3年の時、美術の先生の「自然の美を愛せよ」という卒業記念の言葉が忘れられないとおっしゃっています。社会人27歳の時、父方・祖父母の出身地、湯沢の絵灯籠に挑戦。お父さんが持っていた絵が作品のヒントになりました。

80歳の時、これまで健康でいられたのは、奥様が心を込めて作ってくれる食事のおかげと感謝している洋三さんは、奥様に内緒で、朝のメニューの絵日記「朝ごはん」を描き始めます。この絵日記は、今も続けています。

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86歳の時、個展を開いた会場に自分のことを「ようちゃん」と呼んでくれた幼な友達が来てくれたようで、伝言が残されていて70年ぶりに名前を見て感激!そして90歳になった今も洋三さんは、総社神社の2024年の大絵馬を描いているのです。好きなことを生涯やり続けている素晴らしい人生ですね。

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