秋田には誇れるものがたくさんあって大好きとおっしゃる佐藤のぶ子さん
この日のゲストは、日本絵手紙協会公認講師の佐藤のぶ子さん。ある食事会でMichikoの隣に座っていた方です。初対面の方でしたが、すぐに打ち解けていろいろなお話をすることができました。
佐藤さんは仁賀保の方でした。明るくて話し言葉がきれいで、この方は秋田生まれではないことはすぐわかりました。嬉しかったのはMichikoの番組をいつも聞いてくださっている方でした。九州から遥々50年も前に秋田出身のご主人とともに移住して来られたのだそうです。
佐藤さんは、福岡県西区で昭和25年9月23日に4人姉妹の末っ子として誕生しました。
社会人となり仕事の取引先の関係で後にパートナーとなる佐藤幸太郎さんと知り合ったそうです。幸太郎さんのどんな所に惹かれたのですか?とお聞きすると、「九州人にはない寡黙さ・必要なこと以外はペラペラと喋らないところ」と答えてくれました。
福岡で結婚してから3年後、秋田に転勤が決まり一緒についてきたのです。秋田に来てみたら、秋田が素晴らしいところだと感じたそうです。具体的にどんなことが気に入ってくれたのかお聞きすると「第一に人情味がある。魚がおいしい。福岡には無い、さしぼなど山菜の豊富さにびっくり。秋田県民歌に感動し、こんなに誇れるものがあるだろうか?…」と次々に出てきます。
秋田に来てからも事務のお仕事を23年間勤め、65歳でリタイア。それから絵手紙に出会い、とても難しい日本絵手紙協会公認講師の資格をとり、今では絵手紙教室を開けるようになりました。佐藤のぶ子さんが講師をつとめる絵手紙教室は毎月1回、由利本荘市の文化交流館「カダーレ」で開かれています。
佐藤さんの作品には秋田愛とやさしさがあふれています。常に前向きで明るい先生なので、きっと楽しくって笑いがいっぱいの教室だと思います。