ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS
2011年1月12日

初めての習い事、微笑ましい失敗

【きょうのテーマ】初めての習い事、微笑ましい失敗

習い事・・・ お稽古事・・・ 今となってはいい響きです。

初めての習いごとは「そろばん」でした。まあ例に漏れず、学校の同級生が通っているからという今となってはダメな理由です。

確か、7級ぐらいから受験したような記憶があります。
7〜4級まで合格したのですが、どうしても3級は無理でした。
足し算・引き算・掛け算までは理解できました。割り算が苦手ということに加えて、そそっかしい間違いばかりする田村は、見取算がどうしても合わないのです。おまけに伝票算という肉体的技術を要する計算まで加わり、とてもではありませんが3級は合格できませんでした。先輩の宮原くんは2級バリバリで1級を受けるんじゃないかというぐらいの珠算の腕前です、田村から見ると羨望の的でした。

まあ微笑ましい失敗というか、割り算がわからなくて・・・ かといって星野先生に「もう一度教えてください」という勇気もなくて、いまだったら「もう一度最初から教えてください」と確実に言っている
はずなんですが、その頃は勇気がありませんでした。

そうすると転落の一途です。行ってもわからないから面白くない。
面白くないから行かなくなる・・・ 月謝だけ払って石井くんの家で野球してました。

小さいころインドア派だったため、そろばん塾に行くというきっかけで外で遊ぶようになったのは非常にいいことだとは思いますが、結果的に珠算塾で習った技能が今まったく身についていないことが残念でなりません。1から10までを順に足していく足し算ならパチパチできますが、それ以外は忘れました。

微笑ましくない失敗としては、検定試験を受けるために隣町のまで親の車に乗せてもらって行きました。しかし肝心の商売道具「そろばん」を家に忘れてしまい、急いで親に取りに帰ってもらいました。
周りの方が「そろばん貸しましょうか?」と言って下さったのは覚えていますが、人のふんどしで相撲を取ってはいけません。(相撲はまわしです 念のため)
なんとか取ってきてもらい間に合いました。
5級ぐらいの試験だった気がします。

初めてのことに失敗はつきものです。大人になっても習い事、お稽古事、勉強というものは大事だと思います。
人は失敗をしながら学んでゆくのです。

【本日のごくじょう写真】

和力(わりき)の二人をスタジオにお招きしました。
舞台監督を担当する丸山成美(ナルミ)さん(左)、三味線の小野越郎(エツロウ)さん(右)
「和力」は舞や神楽を独自の解釈でアレンジを施した舞台芸能を創造しています。すごいところでは
モンテネグロでも公演してます。2月、再び、セルビアやボスニアヘルツェゴビナやコソボなどで公演することが決まりました。紛争地帯でもあるし、よその文化を受け入れない風潮があるそうなのですが、前回の公演のときは大喝采!
音楽は国境を越えるんですよ。いいものはわかるんです!

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved