サケの遡上がピーク にかほ市川袋川
にかほ市象潟町の川袋川でサケの遡上が最盛期を迎えました。
川袋川は鳥海山の麓から日本海にそそぐ小さな川です。秋田で獲れるサケの半数がこの川を遡上します。
サケは日本の遥か北、オホーツク海やベーリング海を回遊して来ます。3年から5年で大きく育ち、遡上の前に海と川を行き来して淡水に体を慣らすと言われています。
河口から300メートル上流に設置されているのがサケを捕獲するための「やな」と呼ばれる仕掛けです。
昨シーズンの水揚げはおよそ1万匹。サケは地元の小学校の給食にも出される馴染み深い食材です。
地元の生産組合では今シーズンも1万匹の水揚げを見込んでいて、来年も1000万匹の稚魚を放流することにしています。
情報
場所:にかほ市象潟町
問合せ:川袋鮭漁業生産組合 0184-46-2634