冒険家、阿部雅龍。
挑んだのは、人類未踏の「しらせルート」による南極点への単独徒歩到達。
今から110年前、様々な難局を乗り越え南極探検に乗り出した「白瀬矗」の後を追いかける。
54日間の冒険で、彼は何を見て、何を感じて、何を見出したのか。
そしてこの過酷な挑戦を支えたものは何だったのか。
知られざる冒険の裏側を明らかにしていく。
「そりに積まれた装備品」
総重量13kg。うち食料80キロ、燃料10キロ。
生き延びるためだけの装備を阿部さんはひく。
「ハロ現象」
太陽の光が空気中の氷に反射し、円形や棒状の光の芸術が生まれる
「大和雪原」
白瀬矗が日本人として初めて立った大和雪原(やまとゆきはら)。
その後この足跡を辿り、秋田県人・阿部雅龍さんは110年ぶりに同じ場所を行く
「美しき猛吹雪」
-20℃の世界。美しくも狂暴な大自然の中を54日間歩き続けた。