ニュース
テレビ
ラジオ
イベント・映画
アナウンサー
番組表
動画配信
ブログ
ABSあぷり
SNS
2010年10月17日

bjリーグ

bjリーグ秋田ノーザンハピネッツの開幕第2戦の中継が2010年10/17(日) 県立体育館で行われました。

なお開幕戦 1試合目の様子は徒然なるままに「なんてったって日曜はスポーツ!」のブログに書いています。

記念すべき今年、ABSでは開幕2戦目の実況中継を試みました。

過去には、2007年秋田わか杉国体で、成年女子のバスケットボールの試合 秋田vs.兵庫を「ラジオ」で実況しました。そのときの人員は

実況:田村修
解説:松岡圭一(現 秋田和洋女子高校バスケ部監督)
ディレクター:菅原実
技術:菅原毅

というたった4人の人員でしたが、やはりテレビは規模が違います。本社を含めると30人は必要です。


県立体育館の前に止まっている中継車 この中には・・・


今回のバスケットの中継ディレクター太田朋孝くん
元硬式野球部です。

実況の準備には膨大な時間がかかるもので、この週は4時間睡眠が続きました・・・ 資料をまとめてルールを確認して、レギュラー番組は普通にこなさなきゃいけない・・・ チームの取材にもいかなきゃ・・・
実況するアナウンサーは能動的に調べる作業が膨大な量になります。請負仕事とはわけが違います。これが大変なんです。

そして中継で欠かせないのが、解説者。今回は超強力な助っ人が来て下さいました。
bjリーグの高松ファイブアローズや、東京アパッチなどでヘッドコーチを務めた青木幹典(あおきもとふみ)さんです。


放送前は和やかなムードでした。なぜか田村と青木さん2人とも爆笑!
右が青木幹典さんです。とっても優しい方で、ルールも丁寧に解説して下さいました。
でも、見ているところはよく見ています。さすがヘッドコーチ

日本電装や浜松大学でも監督も務め、2006-2007の bjリーグ最優秀コーチも受賞しています。縁あって青木さんの強力を得ながら試合を中継しました。


試合になると、こんな感じになるんですね~

中継は無事終了。そして結果は・・・

1Q 秋田 17-19 仙台
2Q 秋田 13-23 仙台
3Q 秋田 20-26 仙台
2Q 秋田 25-26 仙台

計 秋田 75-94 仙台

秋田2敗 仙台2勝で開幕ホームゲーム2戦を終えました。

くやしい~ ハピネッツの歴史的初勝利を秋田放送が実況したかった~ やはりプロの世界は甘くはないんだ・・・と思いました。

青木さんの話を聞いていると、大学生以上は「理詰め」でディフェンスとオフェンスの化かし合いです。
さらには仙台の浜口炎ヘッドコーチのように、2ショットのフリースローの1本目と2本目の間にタイムアウトをとったり、相手チームがタイムアウトをとった直後にタイムアウトを

とったり・・・ といろいろ細かい戦術をとってきます。
バスケも野球と同様確率のスポーツで、これよりはこの確率が高いからこういう選択をする・・・ という細かいスポーツなんです。
今回は仙台の方が上だったと認めざるを得ません。


試合終了後会見に臨む、ロバートピアス ヘッドコーチ
「2連敗で正直、落ち込んでいるがセックやビュートラック、それに若手が諦めず良く動いた。第4Qの後半はハピネッツペースだった。2連敗で選手が弱点を見つけ、修正し次戦から強くなっていくだろう」


こちらは長谷川誠PM(Playing Manager =選手 兼 監督)
悔しさを前面に出していました・・・


仙台の2人キャプテンのうちの1人、潟上市昭和出身の高橋憲一選手。ガードの選手で、田村が見た中ではアリウープへのアシストを4本決めてました。試合後「あれは練習しているんですか?」と聞くと、「これだけ練習しているわけではないけれど、試合の流れでやることはよくあります」と完全に狙っていた発言!高橋選手も秋田県人ですが悔しいです・・・ でもbjの先輩格、さすがでした。
今度実家にお邪魔したいです

全52試合のうち2試合が終わりました。くよくよしていられません。
もう戦いは次のアウェイ、新潟戦に向かっています。
ひとつ気づいたことがありました。
やっぱり秋田はバスケットボール熱が強いということです。
この2日間、県外から来たbj関係者も「新規チームの開幕戦でこんなに人が入るのを見たことがない」と言っていました。
肥えた目で見る秋田のファン、そしてその秋田で試合を繰り広げる秋田ノーザンハピネッツ。戦いは始まったばかりです。

これからもしっかりとハピネッツびいきで応援していきます。
秋田ヲ叫ベ! 敵ヲ蹴散ラセ! 秋田ノーザンハピネッツ!!


最後は青木さんと松井梨絵子アナとパチリ。
青木さん、またきりたんぽ食べにいらしてください。

掲載されている記事・写真等すべての無断転載を禁じます。Copyright © Akita Broadcasting System. All Rights Reserved.