ABS秋田放送

2010年09月3日

高校番組制作講習会

「ごくじょうラジオ」や「週刊エビス堂」では執筆していますが、アナウンサーの日記では久しぶりです。

秋田放送では毎年夏休みに高校の放送部を対象に 番組づくりを教える講習会を開催しています。いわば秋田予備校の夏期講習みたいなものです。

今年は8/25(水) 秋田市文化会館で 130人を対象に行われました。

・総合コース
・アナウンス実践コース
・朗読実践コース
・テレビ番組制作実践コース
・ラジオ番組制作実践コース
・ドラマ脚本コース

以上6コースです。

総合コースには佐藤美知子アナ


佐藤美知子アナの三者面談(笑)

アナウンス実践コースには賀内隆弘アナウンス部長


あさ採りワイド秋田便後 講習に駆けつけた賀内部長

ドラマ脚本コースには元アナウンス部長 兼 宴会部長、秋田の重鎮依本悟さんを迎えて講習を実施しました。


特技はざぶとんまわし 依本悟さん

そんな中で朗読実践コースは田村です。


田村の朗読の講義

これを読んでいる参加した高校放送部の皆さん 田村の講義はどうだったでしょうか?

田舎の丸山中学校には文化部が一切なかったため、中学の英語のスピーチコンテンストには英語が好きな人物が選ばれて、練習してコンテストに出場していました。

そのとき学んだのが朗読の基礎です。ただし『英語』
中学1年時はNEW HORIZONのcanを使った単元の朗読
中学2年時はChristmas Present(賢者の贈り物)の朗読
中学3年時はThe Titanic(タイタニック号)の朗読

本当に大切な礎を築かせてくれたのはこの英語の朗読でした。

なぜなら、英語のスピーチコンテストなのだから日本語の表現と言うより、「英語で感情を表す 英語で雰囲気をかもし出す 英語で強弱をつける」

これは今年 田村が高校生に教えていた

・声の強弱
・声の張り
・声のトーン
・声の高低
・声のスピード
・間(ま)
・滑らかさ
・クリアさ

を日本語に頼らず体現しなければならないからです。

当時は細かい理屈も分からずに「感情を込めて」朗読していたつもりでしたが、今考えると 感情を込めるというよりもテクニックが必要だったんですね~


まるで予備校の講師のよう。ちなみにこの様子がevery.でも放送され、僕の様子を見て 元アナウンス部長である菅原実 報道制作局長は「体育の先生だな」と一言。

小さい声も ボリュームを上げると大きくなる、しかし張った声ではない。張った声は、小さくても前に突き通るような声が張った声だし、声の高低はドレミファソラシド、声のトーンは明るい声と暗い声だし・・・
と田村なりの朗読の解析をして今年も講習会に臨みました。

正直、朗読に関する本は読んだことがないのですが、自分なりにはこのファクターを操ることで、いかなるモノマネもできるようになると信じています。モノマネが出来るようなれば、上手な人のモノマネをすると自然と聞きやすい、イメージしやすい朗読が出来るようになるはずです。

田村の嫌いな教え方に「もっと感情を込めて」や「自分が主人公になったつもりで怒りながら」なんていう抽象的な教え方があります。
それが体現できる子はいいのですが、体現できない子はテクニックを習得していないんです。だから「感情は込めているけど表現できない」だけなんです。感情を込めろではなく、何のファクターをどこまで変えられるか?というところが朗読の技術向上につながると考えています。


朗読の部には36人が参加してくれました。ありがとう~

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