ごくじょうな朗読 回想録 part3
『ごくじょうラジオ』で3月に放送した持ち込み企画
「ごくじょうな朗読」の回想録3回目です。
5回目 3/18(月)と6回目3/19(火)
2日にわたって田村が朗読したのは、新潮社が出している『ひっかかる日本語』という新書(新潮新書)です。
著者は元文化放送アナウンサーで現在はフリーアナウンサーの梶原しげるさん。
アナウンサーの立場から「いわゆる気になる日本語」を取り上げ、面白おかしく、鋭く切りこんでいく本。去年10月に出たばかり
もでるは田村です。楽しみにしていたみなさん ごめんなさい
アナウンサーは日本語をたくさん学ばなければならないので非常に参考になる書籍です。多くの事例に触れて日本語の気になる点を挙げています。
1回目の朗読は「敬語」がテーマ。ニュースにもなった2人の政治家の実際の発言を例にとって敬語の使い方を指摘しています。その事例は元内閣府特命担当大臣の松本龍氏と大澤正明群馬県知事です。気になる方は書籍をお読みください。
簡単にいうと、パブリックな立場の人の敬語の使い方がおかしいとみっともないよという感じですかね?
まあ誤った日本語の使い方は県議会議員の代表質問でもよく耳にします。
2回目の朗読は「紋切り型表現」がテーマ。
記者やアナウンサーにとっては非常に耳の痛い話であり、よ~くニュースで耳にする 言葉で気になる表現を徒然なるままに書き綴った文章を朗読しました。
大変勉強になりまっす また新刊楽しみにしています
著者の梶原さんは新潮新書で『口のきき方』とか『すべらない敬語』とか『即答するバカ』とか、とにかく言葉や人間のコミュニケーションに関する本をはじめいろいろな本を執筆されています。
その文体も、一般視聴者・聴取者視点で書かれているのでわかりやすいこと山の如し。本当に勉強になる1冊です。
若いアナウンサーは座学が少ないので、ぜひぜひ勉強してほしいと思っています。ちなみに梶原さんが、全く笑わずにピカデリー梅田の司会をしているときには唖然としてしまいました(笑)
新潮新書『ひっかかる日本語』は740円で書店で販売中です。
でも 椿田ファンから苦情が来るから仕方なくやってもらいました
追伸 先日梶原さんが、ラジオ番組の取材で秋田を訪れました。
今回のこの朗読が縁で声をかけていただき、お会いすることができました。
こんな若輩者に声をかけていただき恐縮です。アナウンサーの大先輩でありピカデリー梅田の進行役としてドはまりの(笑) 梶原しげるさん。
来月の番組を楽しみにしています。またいらしてください。