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2014年07月16日

苗字帯刀切捨御免1

7/16(水) 読み聞かせ隊として、新人の関向良子アナウンサーとともに、秋田市の八橋小学校を訪れて朗読してきました。

そこで、アナウンサーという職業の話も6年生の全員の前でしてきました。

アナウンサーになったきっかけやアナウンサーの仕事内容、アナウンサーになるためには・・・ などなどを田村と関向2人で話してきました。

その中で「大変な事」を話したときに

「田村は、現在記者の仕事をしている。1分のニュースを作るのにも、取材して原稿を書いて、カメラマンと編集して、スーパーを発注して、最低2時間かかる」
という話をしました。

で、具体的に何が大変かは伝え切れなかったので、一例を挙げてテキストブログでお伝えします。

例えば名前の読み方をひとつとっても確認に時間がかかります。

本人が目の前にいる場合は「○○とお読みするのですか?」と尋ねればそれで終了します。
しかし本人不在の場合・・・

人の名前を間違えるのは相手に対して大変失礼です。
名前を間違えただけで、ビジネスが御破算になることだって有り得ます。
斯く言う田村も、恥ずかしく失礼な間違いは多々ありますが、それは棚に上げて、更なる自戒を込めて苦言を呈するのです。

今回、八橋小の6年生に「鎌田」という文字を見せたら、全員「かまだー」と元気に答えました。
思惑通りでした。

でも世の中には「かまた」さんも存在します。
田村の携帯電話のアドレス帳にいた「鎌田」さんは13人。
うち「かまた」さんは2人でした。

「だから カマタ か カマダかわからないから、きちんと調べなきゃいけないんだよ」
とみなさんに伝えました。

全県に、また時と場合によっては全国にさまざまな事を発信する仕事をしているアナウンサー。
人名の読み間違いを全国に発信された日には、間違えられた人は気分がいいわけありません。
中には慣れてしまって「カマダでもカマタでもどっちでもいいですよ」って言う人もいるには居ますけれど・・・

逆のケースもまたあるんです。

会社のデスクで外部から電話を受けてメモ書きを残す場合。

「佐藤さんから電話がありました」
っていうメモだけを残すのは、社会人の基礎が欠けています。。

『○○○(所属)のサトウさんという「女性」から
 ○時○分 電話がありました。電話番号は8xx-xxxxです』

となるわけで、まず男性だったのか? 女性だったのか?はいろいろな面で重要です(笑)
さらに、サトウさんというのは東北にはたくさん存在するのでフルネームを聞く事。
もっと言えば、どんな漢字を書くのかをしつこくない程度に確かめることが重要です。

だって「斉藤さん」っていっぱいいるけど
「齋藤さんなら1人しかしらないからあの人だ」って分かりますよね。

そこで皆さんにクイズです。

カタカナで記した苗字、何通り書けますか?

ネットを調べればもっと少数派の漢字構成もあるでしょうが、現実的に考えられるようなものだけでも結構です。
わりとあるんですよ。

答えは あすのブログで!

ブログタイトルは「苗字」と書きたかったのですが、あまりシンプルでさびしかったため、武士の特権を全て並べて引きを強くしてみました。 

(1)コダマ 
(2)キクチ
(3)アベ
(4)サトウ
(5)サイトウ
(6)ワタナベ
(7)アライ
(8)シバタ
(9)スズキ
(10)スギムラ

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