2013.08.20(火)

珍しく、アートな話題の今回のブログです。

独特の色彩感覚で独自の世界観を創り出している、こちらのコンピューターグラフィックスをご覧ください。

題「しあわせな花」

「新感覚アート」と表現されることもあるこの絵を生み出しているのは、大仙市大曲に住む自閉症のアーティスト・小野崎晶（あき）さんです。

鮮やかな色遣いで、下書きをせずに書きあげるのが特徴で、windowsのペイントブラシを駆使してビビッドな絵を仕上げていきます。

題「クリ食べて」

３歳から絵に興味を持ち始めた晶さんは、現在23歳。
2013年11月で24歳になります。だから絵に携わっている時間は20年以上の大ベテランになるわけです。

田村は去年「ABS news every.」で晶さんを取材させてもらいました。

大仙市の産業会館で

2012年の5/17、「じじとまごの二人展」の取材をしたときに一緒に撮影した１枚です。おじいさんの恭行（やすゆき）さんの書道＆油絵、　そして晶さんのＣＧをコラボレーションさせた展覧会を開催しました。多くの皆さんが展覧会を見に来てくださったそうです。

秋田銀行本店でばったりお会いしたこともありましたが(笑)
その晶さん、今週土日で開催される「大曲の花火」の直前8/22(木）に、丸子橋橋上公園で「ライブペイント」を行うそうです。

読んで字のごとし、大灯籠に下書きもなく絵を書くそうで、これは必見!!　晶さんの好きな動物が大灯籠に現れるのか？
はたまた全く違うものが表現されるのか？

そして大切なことをもうひとつ。「自閉症」への誤解をなくすために。

自閉症は「心を閉ざして引きこもっている人」ではありません。
「脳の障害」だそうです。全てを把握できなくても、この点だけでも理解してください。

自分の気持ちを伝えることが苦手だったり、すぐに混乱してパニックになったり、自閉症にはさまざまなケースがあります。反対に、極端な能力を発揮することもあるそうです。この辺は新書などで調べてみてください。映画「レインマン」などをみるとよくわかると思います。

自閉症を理解すれば、驚かせることなく普通に接することができます。

何事も共通認識というのは本当に大切だと思います。