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2017年10月11日

秋田県コットンプロジェクト始動 オオヤマファーム

能代市におじゃましました!目にしたい畑があったのです。 
それは、秋田県では珍しい綿花(コットン)畑!

能代2

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畑には、ハイビスカスのような花が咲き、綿花がはじく前の
コットンボールが実っていました。
綿花を栽培したのは 能代市の若手農家オオヤマファームの大山真士さん。

能代8

農業を始めて6年目の大山さんは、能代市にUターンされ、
独学で オーガニックの野菜の栽培を学び取り組んでいます。
ラジパルでも これまで、お訪ねして お話を聞きしたことがありました。
こだわりと工夫で、人を惹き付ける野菜を作られていらっしゃる大山さん。
特に、トマト栽培のこだわりには 驚きます。

大山ファーム08

大山ファーム02

今年から栽培している「コットン」も「トマト栽培」と関わりがあります。

大山さんは、糖度の高いトマトに仕上げるため、トマトに海水をかけるのです!
そうすると、枯れかけたトマトが栄養を取ろうとがんばり
まるでフルーツのようなトマトになります。
その甘さがぎゅっとなったトマトには、ラジパルも感動☆

しかし、海水を上げるなどの栽培の工夫により、土の塩分濃度が高くなって
しまったそう。
そのため、対策として今年は、「土作り」として「コットン栽培」を
始めたのだとか。

能代3

コットンには、土の塩分を吸い上げる性質があるのだそう。
東日本大震災後の津波被害で土の塩分濃度が上がり、
稲作が出来なくなっている地域に耐塩性の高いコットンを植えて農業を再開する
「東北コットンプロジェクト」について知った大山さんは
オオヤマファームの畑にコットンを植えてみることにしたのだとか。
「今年は、初めてなので、失敗をしてみよう!」と
難しく構えず、コットンを栽培し始めたという大山さん。

しかし、思いは深く お話を聞いていると
この先の明確なビジョンを知ることになりました。

能代7

大山さんは、秋田県で唯一コットンの糸をつむぎ、創作する作家さんがいる
ことを知り、繋がったのだそう(由利本荘市「月の輪」)
また、五城目町に今年 生まれる 交流施設「んなのいえ」は
糸つむぎなど手仕事に取り組みたいと考えている場所です。
こうして、大山さんは
「今後もコットンを栽培し、糸をつむぎ、生地にして メイドイン秋田の
コットンシャツを作りたい」と思いを大きくしています。
そのために、さらに繋がりたい
秋田のキーパーソンも、もう頭の中に上がっているそう。

能代6

どうやって、コットンが生地になり、服になっていくのか。
前職でインテリア関係の仕事をされていた大山さんだからこそ知る
具体的なプランが、組み立てられ始めています。

「今後、長い時間をかけても秋田コットンプロジェクトとして動かして行きたい。
糸つむぎの会、秋田コットンのファッションショー開催!!」
そのビジョンと思いに触れて、はじけた綿花のように 開いた気持ちが
やわらかく膨らんだ ラジパルでした!

能代1

☆中継では、ステキなリスナープレゼントもいただきました!☆
能代市の若手生産者「能代魅力セット」
▼オオヤマファームのお米10キロ 
▼今井糀屋さん 糀味噌900g
▼見上農園 減農薬ネギ 15本    を1セットにして2名さまへ!

能代を出発しABSに到着したラジパルを待っていたのは
短時間で締め切りとなるプレゼントへの多数の応募!
抽選で2名の方を選ばせていただきました!
「能代の魅力セット」到着をお楽しみに!
応募してくださったリスナーのみなさん、メッセージもありがとうございました!

(取材 ラジパルス かおり)