秋田県民会館ジョイナスで、大学生たちによる国際協力イベントに行ってきました。
「国際協力ってなんだ？～僕たちのこころみ～」と題したこのイベントは、3つの主催団体が、学生にできる国際協力とはどんなことか、また実際に海外でやってきた活動を報告し共有するものです。

第1部では実際に活動してきたことをお互いに報告しあい、第2部では各団体がブース出展をしていました。
活動してきた国の魅力や、活動内容をまとめた貼り紙があり、また物品販売や体験コーナーもあります。
外国の子どもが描いた絵を缶バッチにしたものや、ゴミになるはずの紙を再利用してつくったペーパークラフトの作品の販売。
ほんとうにステキな作品です。

今回お話を伺ったクロサキさんは、学生ができる国際協力について、答えはないと話していました。
何もいらない、ただその国の人と一緒にいるだけでも、その人を想う心だけで国際協力になると。
それだけで幸せを共有できると話してくれました。
海外での活動は、お祭りをしたり、運動会をしたり、日本食を一緒に食べたりと、何かを一緒に楽しむ活動をしてきたそうです。
一緒に時間を共有すれば、言葉の壁は感じないのだとか。
そんなクロサキさんは今後、こうした活動をよりたくさんの方に知っていただき、興味をもってもらいたいと話してくれました。

わたしもこのイベントで、国際協力はお金や物の支援だけじゃないことを知り、海外の現状や人々に興味を持ちました。
このイベントは、来年も行いたいと話してくれたので、来年はまた違うお話が聞けるかもしれませんね。
みなさんもぜひ、自分にできる国際協力について考えてみてはいかがでしょうか？？