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2016年7月14日

八幡宮 綴子神社例大祭 「綴子大太鼓祭」

7月14日・15日は、北秋田市綴子 八幡宮綴子神社の例大祭です。
奉納行事では、大名出陣行列が組まれ、綴子大太鼓が鳴り響きます。

綴子4

奉納は 綴子の上町・下町 1年交代で行われ
(先陣争いが 激しく行われたことから昭和5年から交代制になったとか)
ラジパルは、今年、奉納行事を行う 
綴子大太鼓 上町保存会の会長 石川さんにお話を伺いました。

ラジパルが到着した時、上町の大太鼓は、いつも鎮座している大太鼓の館を
出て、綴子神社近くの上町町内にて出陣を待っているところでした。

綴子2

今日は、雨降り。 大太鼓はオレンジ色のカッパを着ていました。
午前中に、大太鼓の館を出発し、トラクターに牽引されて移動したそう。
昔は、馬に引かれて動いていたんですって!

綴子大太鼓は、その直径3.7Mという大きさがギネスに認定されています。
「牛の一枚皮で作られた鏡(太鼓の白い部分)の太鼓」が
認定の基準ということ。
その大きさは、台車の部分を含めると高さ5メートルほどにもなり
一戸建ての家の迫力でした!!

実は、上町の大太鼓は直径3.8Mあるそう。
鏡の部分を すべて牛の一枚皮で作る!! ところが
実際 出来上がったところ、その縫込みが、少し、鏡に入ってしまった!
のだとか。(下町の縫込みは 大太鼓の黒い縁のところにあります)

大太鼓を前に会長さんにお話を伺ったラジパル。
上町のみなさんの、出陣行列と進む お囃子、そして鳴り響かせる
大太鼓への想いが伝わってきました。

綴子1

この奉納行事は、雨乞いの神事で、歴史は700年と言われています。

今年は、もう、その思いが届いての雨降り。
会長さんは、鎮座する大太鼓を眺めて空を見上げていました。

大太鼓には、上に6人のたたき手が、それぞれ前と後ろに乗るのだそう。

大きな太鼓、中太鼓、小太鼓は、長さ1mほどのバチで叩かれます。
すぐに、手首が固まってしまうほどの 手ごたえだそう。

大太鼓の響きは、14日の宵宮、15日の奉納行事で 
遠くまで届くことでしょうね。

また、今年は、一般からもお祭の参加を募集し、1家5名の参加が
あったのだとか。

綴子3

あすは、お日さまを驚かせながら、奉納行事が行われますように。
と祈りを込めて、太鼓をみつめたラジパルでした。