ABS秋田放送

2018年6月13日

大館まげわっぱ「柴田慶信商店」女性伝統工芸士

かおりです!
大館の伝統工芸品「大館曲げわっぱ」を製造している「柴田慶信商店」に
おじゃましました! 水分をほどよく吸収し、梅雨の季節に最適な機能性
を持つ「白木の曲げわっぱ」
秋田杉の殺菌効果でご飯が傷みにくく、また、その香りが食欲をそそります。
お弁当ブームや「インスタ映え」でも注目され、
30~40代の女性や 外国のお客様からも 今、人気が高まっています。

製造に忙しい「柴田慶信商店」の工場には 曲げわっぱ作りに取り組む
女性の伝統工芸士がいらっしゃいまして、お話を伺いました!

中沢さんと

仲澤 恵梨さんは、入社して16年。伝統工芸士となって3年になります。
「伝統工芸士」の受験には 12年以上の実務経験が必要となるのだそうです。
筆記試験などを経て 初めて認定されます。
現在、大館曲げわっぱの伝統工芸士は17名、女性は仲沢さんを含めて2名
いらっしゃいます。

中沢さん

1300年の歴史があるといわれる「大館曲げわっぱ」
その起源は、関が原の役後、慶長7年(1602年)
豊臣方に味方した常陸水戸藩主 佐竹義宣候が出羽秋田に移封されてからと
伝えられています (「柴田慶信商店」より)

今でも、その ひとつひとつが 手作業です。

まげ

職人さんたち

仲沢さんは「ものづくり」が好きで「大館で就職を」と考えた際
自分と曲げわっぱ が繋がったのだそうです。
中学校時代に目にした 手のひらサイズの「曲げわっぱ玉手箱」の
ぬくもりも 印象に残っていたのだとか。

そうして、飛び込んだ 製造現場は 「見て覚える」職人の世界。
「ものづくり」で作り出す製品は、出来て完成が当たり前!
はじめの5年は叱られることが 多かったのだそうです。

わっぱ

仕事に向き合い5年を経た頃から ようやく仕事が認められるように
なり とても 嬉しかったのを覚えているそうです。

工場内

仲沢さんは、女性ならではの細やかさも生かし、丁寧に 
「曲げわっぱ」を仕上げていきます。
白木のぬくもりと、柾目の美しさ、歴史と伝統ある「大館曲げわっぱ」

2ショット

仲沢さんは、職人として製作に向かう中で、後輩の指導にも力を入れ
「大館曲げわっぱ」を広く伝えていきたいとお話していました。

展示 おひつ

弁当箱

「柴田慶信商店」は、8月 大館駅前に「曲げわっぱ」を展示販売する
ギャラリーとカフェを備えた複合施設をオープンするそうです!
「曲げわっぱ」の製作体験も出来るということです!

「柴田慶信商店」大館市御成町2-15-28
TEL/FAX 0186-42-6123
日本橋三越、浅草店の直営店もあります