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2017年12月14日

自分で道を開く!「乾燥野菜作り」

湯沢市三梨にある地区センター。乾燥野菜を作る「野菜室」があります。
ここで乾燥野菜作りに取り組む 藤原和子さん
40年勤めた 保育士を退職してから、ここで乾燥野菜作りを始めました。
きっかけは、友人に一緒に作ろうと誘われたことから。だったそう。

乾燥2ショ

「何もやらないより やってみようかな」そうして 取り組み始めてからは
加工所を見て歩くなど「次はこうしてみよう」「次はこうしてみよう」と
自分なりの「乾燥野菜作り」が進んでいったのだとか。
そうして「パリっとしているものを!!」とこだわって
作るようになったのだそう。

乾燥4

乾燥トマト

はじめは、友人に配る程度だったそうですが、
還暦祝いのあと祭り として、町内で松島へ旅行に出た際、
バスの車中で食べる「おやつ」に
自分の作る乾燥野菜を持っていったところ  大好評!!
「売ってみたら」の声に背中を押され、販売することにしたのだそう。

そこで、藤原さんが動いたのは「営業すること」
湯沢市のスーパーを自分で回っていきました。
すると!!!
「秋田は、いいものいっぱいもっているのに口が重くて
自分で営業する人が少ない。その気持ちが気に入った!」と
湯沢市内のビフレに置いてもらえることになったのだとか!!

それを、きっかけに 乾燥野菜や乾燥果物作りに、より精を出すようになった
藤原さん。その姿に今度は 旦那さんも手伝うようになってくれたのだそう。
「せっかく作った乾燥野菜が崩れるといけないから、パッケージは私が」と

乾燥2

毎回、旦那さんが、出来上がった乾燥野菜をパッケージングしてくれるのだそう
袋に貼る シール作りも行ってくれているのだとか。
「あまり、会話もしなかったけれど、乾燥野菜を作るようになってお話が
 弾んでます」と藤原さん^^

また、娘さんも、手作りの案内を制作してくれるなど、手伝ってくれるそう。

乾燥1

なるべく薄くスライスして仕上げる 藤原さんの乾燥野菜。
柿は、干し柿のような凝縮された甘さと、チップスの食べやすさが
本当に美味しい!!
トマトは、そのままサラダにかけてもよし。
サンドイッチに挟むと、余分な水分を吸ってくれるほか
トマトもしっとりして、美味しくなるのだそう。
味も、ぎゅっと凝縮しています。

乾燥あっぷ

「これからも、乾燥野菜作りに取り組んでいきたいです」
新たに開いた道に、手ごたえを感じている藤原さん。
ぎゅっと詰まった美味しさに、その喜びも含まれているような気がした
ラジパルでした。

(取材 ラジパルスかおり)