パイセン!〜大学の歩き方〜

2017年10月20日

秋田公立美術大学 4年生 真坂 歩さん

今回のパイセンは、

新屋高校出身で現在、秋田公立美術大学4年生

真坂 歩(まさか あゆむ)さんです!

秋田公立美術大学 4年生 真坂 歩さん

【初秋美!】

秋田公立美術大学は『秋美(あきび)』とも略されて、

地域と密着した取り組みも多い大学ですよね。
 

番組で秋美の学生に話を聞くのは初めて。

一体どんなことを学べるのでしょうか?
 

まずは、いま真坂さんが取り組んでいることを聞きました。
 

「今僕は“アーツ&ルーツ”というのを専攻していて、

 粘土で人形を制作しています。」
 

ただ作品を制作するのではなく、

作る前に自分の興味関心のあるものを

フィールドワーク等を通してリサーチするのがこの専攻の特徴。
 

リサーチすることで、自分の作品の幅が広がったり、

深みが出たりするそうです。
 
 
 

【八橋人形って知ってる?】
 

そんなアーツ&ルーツ専攻で、人形の制作をしている真坂さん。
 

「江戸時代からある“八橋人形”を制作しています。」
 

真坂さんの地元が秋田市の八橋ということもあり、

去年の夏ごろからリサーチを始めたと言います。
 

あなたは八橋人形をご存知ですか?
 

八橋人形とは粘土で型どりをして、

それを焼いたものに顔料で絵付けをした土人形のこと。
 

大きさは手のひらに乗るものから、

30センチを超えるものまで、様々あります。
 
 

始めは“八橋人形”という名前だけしか知らなかった真坂さん。

それをリサーチすることで様々なことが分かってきたと言います。
 

「実は代々、職人でやってこられた方はもういなくって。

 今はボランティアの方々が人形を継承しています。」
 

実家の近くに八橋人形を工房があり、

小さいころから身近に八橋人形の存在を感じていた真坂さん。
 
 

実は八橋人形の歴史や定義は意外と分かっていない部分も多いと知ります。
 

「昭和になると八橋人形を家業にする家が何軒か出てくるんですけど、

それ以前は“この人が作りました”という作者の名前も残っていませんし…。」
 
 

リサーチを重ねるほどに、古くから伝わる八橋人形が

新しいものに見えてくると真坂さんは話します。
 

こうした活動を今、秋美で行っている真坂さんですが、

美術大学の入試は一体どんなものなのでしょうか。
 
 
 

【難しい…】
 

「やっぱり難しかった?」
 

とマティログ編集長が尋ねると、
 

「難しかったですね…」
 

と、ぶっちゃけてくれた真坂さん。
 
 

筆記試験の他に、デッサンなどの実技試験がある美術大学。

その実技が試験では要になって来ます。
 

「なかなか実技のことは高校に通ってるだけだと、

教えて貰える機会が少ないですよね。」
 

と、話す真坂さん。

実はその実技に苦戦し、1年間の浪人生活を余儀なくされました。
 

その一年間は、デッサンなどの実技試験専門の予備校に通っていました。
 

そこではデッサンの他、絵の具の使い方や、大学に入学した後のことも

アドバイスしてくれたと言います。
 
 

この一年で大分成長したと話す真坂さん。

とにかくモノを作ることが楽しく、今の大学生活に本当に満足している様子でした。
 
 
 

【開店】
 

そんな大学生活の中で

真坂さんが現在制作中の人形は

実は『真坂人形』という名前がついているんです!

真坂人形

もうオリジナルブランドを立ち上げたと言っても過言ではありませんね笑
 

その真坂人形は、学校祭やその他イベントなどで

すでに販売したことがあるそうです。
 

そこでのお客さんとの交流も一つの楽しみであると真坂さんは話してくれました。
 
 

そんな真坂さん、卒業後は

『真坂商店』というお店を開きたいという夢を持っています。
 

最初は屋台のお店のように様々な場所をまわって、

いろいろな人と触れ合う中で、人形の魅力を届けたい。
 

そんな思いが真坂さんの中にはあります。
 
 

秋美で学んだことをフル活用して、

その夢、是非叶えて欲しいですね!応援していますよ!

パイセンへの質問大募集!

〒010-8611 ABSラジオ「パイセン!」
FAX018-824-8564

mail form