ABS秋田放送

2018年1月31日

1月のあさごはんレシピ

■あさごはんいただきます!
ABSラジオ毎週土曜日の「あさラテ」で7時40分頃から放送している「あさごはん、いただきます!」のコーナーでは、食育アドバイザーの米澤智美さんプロデュースの朝食メニューをご紹介しています。
平成30年1月のメニューを紹介します。

平成30年1月6日(土)の放送では、「くずきりと湯葉の豆乳スープ」を教えてもらいました。

くずきりと湯葉の豆乳スープ

【材料】2人分
・くずきり…100g
・刺身用湯葉…60g
・豆乳…200cc
・だし汁…400cc
・みそ…大さじ3
・青しそ…5枚
・白ごま…適量
・塩…少々

【作り方】
[1]くずきりは表示時間通りに茹でてザルに上げておく。刺身用の湯葉は食べやすい大きさに切っておく。青しそはみじん切りにする。
[2]だし汁に豆乳を加えて沸騰させないように温めて、みそを溶いて湯葉とくずきりを加える。
[3]塩で味を調えて軽く煮る。器に盛り付け、ごまとしそを散らす。


平成30年1月13日(土)の放送では、「たまねぎみそ」を教えてもらいました。

たまねぎみそ

【材料】つくりやすい分量
・タマネギ…1キロ
・ニンニク…1片
・ショウガ…2片
・みそ…100g
・白すりごま…大さじ3
・ごま油…大さじ2

【作り方】
[1]鍋にごま油を熱し、薄切りにしたタマネギを弱めの中火で10 分炒める。
[2]みじん切りにしたニンニク&ショウガを加えて蓋をし、弱火にして10分煮る。
[3]みそをのせて更に蓋をして5分煮る。蓋を取って汁気がなくなるまで炒り付けて白すりごまを入れ混ぜ合わせる。


平成30年1月20日(土)の放送では、「カブのスタミナナムル」を教えてもらいました。

カブのスタミナナムル

【材料】2人分
・カブ…370g
・かぶの葉…50g
・おろしニンニク…1/2片分
砂糖…大さじ1
酢…大さじ1
塩&ごま油…各小さじ2

【作り方】
[1]カブは厚めに皮を剥いて縦に8等分のくし切りに、葉は3cm長さに切る。
[2]ボウルに[1]とおろしニンニク、を入れてよく和える。30分置いて汁気をきって盛り付ける。


平成30年1月27日(土)の放送では、「タラのショウガあんかけ」を教えてもらいました。

タラのショウガあんかけ

【材料】2人分
・タラ…1切
・白菜…2枚
・昆布…(5×5cm)1枚
・おろしショウガ…小さじ1
出し汁…1カップ
しょう油…大さじ1
みりん…大さじ1
葛粉…大さじ1

【作り方】
[1]昆布はさっと水にくぐらせて戻しておく。タラは軽く塩をふって10 分おく。白菜は縦横に4 等分に切る。
[2]蒸し器に入る器に、白菜→昆布→厚さを半分に切ったタラ→白菜の順番で重ねて、蒸気の上がった蒸し器で15~20分蒸す。
[3]蒸している間にショウガ餡()の分量を全て鍋に入れ、とろみが付くまで煮立たせる。餡が透明になったら火を止めておろしショウガを混ぜ合わせる。蒸し上がった白菜にたっぷりかける。

2018年1月27日

歩み寄る~手話合宿参加者の声~

1月20日(土)、21日(日)
秋田県青少年交流センター ユースパルで、
若者たちを中心に、“ある合宿”が行われました。
会場をのぞいてみると、丸く並べた椅子に座った参加者たちが、
向かい合って何かゲームをしています。

【山手線ゲーム音】
「はい、では始めたいと思います。どうぞ!」
「バナナ…すいか!…マンゴー…グレープフルーツ」

聞こえてくるのは、参加者の楽しそうな声と、果物の名前…
いったい何が行われているのでしょうか?

【山手線ゲーム 説明】
佐々木さん「山手線ゲーム、手話で。声もOK。ただ声だけはダメ。」

手話で行う山手線ゲーム。
実はこの合宿は、手話や、耳に障がいを持つ『ろう者』についての理解を深める『手話合宿』なんです。
この合宿を企画したのは、秋田市に住む酒井敬幸さん、25歳。
手話合宿を通して、実現したい思いがあるそうです…

【酒井さんインタビュー】
普段は手話サークルを立ち上げて、代表として務めていたりとか、大学に行かせていただいて手話の講師としても行ってるんですけども…
そこでやることっていうのはどうしても限界があるなと。
もっとできることがあるんじゃないかと思って、
合宿という形で幅広い人たちに手話に親しんでもらって、1日ろうの人と過ごすことによって、わからなかった生活ぶりだったりとか、
裏の…いろいろ思っていることを聴けるかなと思ったので、
合宿という形で今回実行しました。

健常者と聴覚障がい者がお互いの生活を知る。
酒井さんはそのことがコミュニケーションの第1歩として、
手話合宿を企画しました。
合宿に参加した人たちの声から、耳が聞こえない“ろう者”とのコミュニケーションの形を探ります。

『歩み寄る ~手話合宿 参加者の声~』

1月20日 土曜日、21日 日曜日に行われた手話合宿。
主催の酒井さんを含めて26人が集まりました。
そのうち5人が聴覚に障がいを持つ ろう者です。
合宿では具体的にどのようなことを行うのか、
酒井さんに尋ねました。

【酒井さんインタビュー】
内容としては1日目は手話ソング、歌に合わせて手話で表現したり、あとは学生さんにお願いしてフラダンスをやってもらったんですが…フラダンスというのはただのダンスではなくて、振り一つ一つに意味があって成り立っているというので、手話と似てるなと。
と、いうことで今回手話合宿に持ってきたのと、あとは講師の方を招いて、手話のことや聴者ではわからない、ろうの世界を語っていただいたり、聴者の気づかない、ろうの困っていることだったりを講演してもらってって形ですね。

今回の合宿には、東京在住で、普段は聴覚障がい者の支援施設を運営している佐々木崇志(たかし)さんが講師として参加しました。
佐々木さん自身も聴覚に障がいを持っていて、
ろう文化や手話の普及のために、全国各地で講演を行っています。
この日は、ゲームやグループワークを交えて、
手話やろう者の実際について講演を行いました。
その中の1つが、手話を使っての山手線ゲーム。

【山手線ゲーム】
佐々木さん「どうぞ!」
参加者「バナナ、ぶどう、すいか、マンゴー、さくらんぼ、柿…」

今回は「果物の名前」をお題に、手話と合わせて答えていくこのゲーム。
中には手話で表すのが難しい、こんなフルーツも…

【スターフルーツ】
参加者「スターフルーツ」
佐々木さん「スターフルーツって何?知ってる?知らなーい。あ、俺だけ?」

スターフルーツ。こうした自分の知らない果物が出てきた時も、
佐々木さんはみんなが手話で表現できるように、
みんなと一緒に考えて、オリジナルの手話を作ります。

佐々木さん「考えましょう。スターフルーツ。いい案、いいアイディアある人」

みんなが思い思いの『スターフルーツ』を、手話で表現します。

佐々木さん「OK、わかった。これで行こう」

このゲームの中では、フラダンスで「星」を表す振りと、
「果物」を表す手話を組み合わせて「スターフルーツ」と表すことにしました。
佐々木さんは、参加者に手話での山手線ゲームを通じて、
2つの力を身に付けてほしいと言います。

佐々木さん「表現力。あとは…想像力が大事。」

表現力と想像力。
この2つの要素は、ろう者とのコミュニケーションにおいて、大きな役割を持っています。
佐々木さんは、手話を用いるろう者の文化について、
次のように話します。

佐々木さん「ろう文化は、音がないので、とにかく目で見るっていう文化だと思います。」

ろう者は耳で情報を得られない分、手話をはじめ、
目で情報の多くを得ています。
そのため、健常者に比べて、自分の気持ちや考えを、目に見える形でどう表現するか、また、相手が何を伝えようとしているのか汲み取る力が必要です。
合宿の後半では、こうした『ろう者と健常者の違い』について知るため、グループで話し合う時間もありました。

【話し合い】
「ろうの人はフレンドリーですよね」
「人との距離の取り方が違うんだと思う」
「表情も」
「表情が豊かですよね、いっぱいある!」
「たくさん、って(手話で)どうでしたっけ?」
「(手話をしながら)たくさん。(教える)」

話し合いも、手話を交えて行います。
参加者同士で手話を教えあいながら、『ろう者と健常者の違い』について考えをまとめ、全体での発表が始まりました。
参加者たちはどのような考えを持ったのでしょうか?

【発表 ダイジェスト】
「ろう文化と聴文化を比べた時に、大きな違いっていうのは、情報の取り方が違うって思って、ろう文化では耳が聞こえないから、例えば地震が起きて、家が崩れた時に(救助者が)誰かいますかって叫んでも助けてと呼べないし、アナウンスとかも聞こえないからいろいろ大変」
「僕たちは例えば夜に眼鏡を外しても、歩けるし、普通に生活できるけど、ろうの人たちはもし目が悪くなったら、生活がもっと難しくなると思います」

耳が聞こえないことによる、災害時の不便さや、
目が悪くなると、情報を得る手段が減ってしまうなどのネガティブな面も出る中、こんな考えも出されました。

【発表 ダイジェスト】
「手話勉強する前は、ろう文化っていうと手話を使うから難しいとか、歩みにくいって思いがちだったけど、手話勉強してからは、ろう文化っていうのは手話っていうよりも音があるか、ないか。で、健常文化は逆に音がある世界かなって思うようになって、だから手話だから話しにくいとか思わず、情報を得る方法が違うのかなって思うようになった」
「日本の特徴かなと思うけど、集団で一人だけ目立つと、あれ?は?ってなっちゃうことがあって、受け入れる努力をしないのは健聴の世界だけじゃなくて、ろうの世界にもあるんだなって知って、歩み寄りがもっと大切と思います」

ろう者と健常者、お互いの違いを受け入れ、
分かり合うためには何が必要なのでしょうか?
合宿を企画した、酒井敬幸さんは、ろう者と健常者の触れ合いについてこう考えます。

【酒井さんインタビュー】
聴者にとっては、ろう者が少ないので、まず理解することが大事というのはあると思いますが、理解する前に人と会わないと全く分からないと思うので、やっぱり実際に関わってみて『こういうことが大変なんだな』『こういうことで困ってるんだな』、逆に『こういうイメージだったけど、意外と大丈夫だな』とか、実際に触れあってみて、健聴の人にはもっと歩み寄ってほしいというのと…
ろう者の方は、ろうの方自身に、もっとろうのことを健常者に知ってもらうっていう活動をしてもらって、お互いに歩み寄れたらなと思います。

お互いが実際に関わりあって、歩み寄る。
そのことがろう者と健常者が共に生きていく上で必要だと言います。

2日間の手話合宿で歩み寄りはできたのか。
合宿を終えた参加者に、話を聞きました。

【参加者】
「私が今思うのは、ろう者の人たちが生活している学校だったりとかが一般の健常者の世界から隔離されていて、お互いに知る機会があまりないなと感じているので、もっと相互の交流とかを深めて…別に耳が聞こえないからといって特別なわけではなくて、ただ単に耳が聞こえにくいという特性を持った普通の人間だということをみんなで意識していけば、もっと過ごしやすい社会になるんじゃないかなって思っています」
「ろうと健聴だけの話ではないと思うんですけど、まず、自分が持っている相手の情報だけで相手を判断しないで話してみるっていうのが、意外と楽しい、共通点を発見することだと思うので、それが大切だと思います」

ろう者の目線から、今回の合宿はどう映ったのか。
合宿に参加した、ろう者の女性に聞きました。

【ろうの参加者】
「とても楽しかったです。普段の生活の中で、聞こえない人とか聞こえる人っていうことについて考えながら生活することがないので、改めて見直したときにいろんな気付きがあって面白いなって思いました。シンプルになりますけど、健常者・ろう者っていう言葉にはなりますが、結局は人と人との関わりになるので、まずはお互いに相手のことを知ろうとする気持ちが一番大事だと思います」

同じ人と人。
ろう者と健常者のコミュニケーションには、
見落としがちなことへの気づきが何よりも大事なのかもしれません。

酒井さんは今後の活動について、こう話します。

【酒井さんインタビュー】
1回で終わってしまったら、そこで終わりなので。継続的にやることによって、今後にもつながっていくかなと思うので、できれば2回、3回と続けていきたいと思っています。
私は手話というものでやっていますけど、秋田県内でもうちょっとできること、やることってあると思うので、もっと活躍する場とか楽しめる場を作っていけたらなと思っています。

合宿を通して、確実にお互いの距離を近づけた参加者たち。
お互いの垣根を越えて生活していくために、
ろう者、健常者、それぞれが“歩み”続けます。

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