ABS秋田放送

2017年8月31日

8月のあさごはんレシピ

■あさごはんいただきます!
ABSラジオ毎週土曜日の「あさラテ」で7時40分頃から放送している「あさごはん、いただきます!」のコーナーでは、食育アドバイザーの米澤智美さんプロデュースの朝食メニューをご紹介しています。
平成29年8月のメニューを紹介します。

平成29年8月5日(土)の放送では、「ゴーヤの梅みそチャンプルー」を教えてもらいました。

ゴーヤの梅みそチャンプルー

【材料】
・ゴーヤ…350g
・豚バラ肉…180g
・絹ごし豆腐…400g
・梅干…40~50g
・コショウ…少々
・みそ…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・酒…大さじ2
・みりん…大さじ2/3
・しょうゆ…小さじ1/2

【作り方】
[1]絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包んで電子レンジで水切りする。レンジから出したら大きめの一口大にちぎっておく。
[2]ゴーヤは縦半分に割って、中の種とワタを取って、5ミリ幅の半月切りにしたら分量外の塩を振って塩もみする。5分ほどしたら熱湯をかけて、すぐに水を落として水分をよくふき取っておく。
[3]豚バラ肉は5センチ幅に切っておく。
[4]フライパンが温まったところで、豚バラ肉を入れる。すぐに箸で触らず、そのまま焼き色をつける。脂が出てきたら、キッチンペーパーで脂を吸い取って、それから豆腐とゴーヤを加えてコショウを振る。
[5]豆腐に焼き色がついたら、あらかじめ合わせておいた調味料と梅肉を加え、手早く炒めて全体にみそが馴染んだら完成です。


平成29年8月12日(土)の放送では、「モロヘイヤとエビのエスニック炒め」を教えてもらいました。

モロヘイヤとエビのエスニック炒め

【材料】
・モロヘイヤ(葉のみ)…50g
・海老…8尾
・ショウガ&ニンニクのみじん切り…各大さじ1
・鷹の爪…1 本
・紹興酒…大さじ2
・しょう油…大さじ1
・ごま油…大さじ2
・ライム…1/6個

【作り方】
[1]海老は殻を剥いて、背開きにして背ワタを取って塩コショウをふっておく。鷹の爪は半分に割って中の種を取っておく。
[2]フライパンにごま油、みじん切りのショウガ&ニンニク、鷹の爪を入れて火にかける。
[3]香りが立ってきたら強火にして海老を加えて炒め、海老に半分ほど火が入ったらモロヘイヤを加える。
[4]モロヘイヤはしんなりしたら、紹興酒と醤油を入れて全体に絡める。


平成29年8月19日(土)の放送では、「アスパラのバゲットサンド」を教えてもらいました。

【材料】
・無調整豆乳…250cc
・レモン汁…大さじ1
・アスパラ…4本
・小さめのバゲット…2本
タイム…3~4本
オリーブオイル…大さじ1
岩塩…小さじ1/3

【作り方】
[1]鍋に豆乳を入れて沸騰させ、レモン汁を加える。時々かき混ぜながら分離させる。
[2]ボウルにザル&キッチンペーパーをのせて豆乳を流し入れて水切りし、粗熱をとる。
[3]アスパラは根元の硬い部分を切り落として、縦半分・横半分の4等分にして、を和えておく。
[4]フライパンに、マリネしたアスパラを油ごと入れ、軽く焼き目がつくまで焼く。半分に切ったバゲットに、水切りした豆乳を塗ってアスパラを並べる。


平成29年8月26日(土)の放送では、「かぼちゃと鶏肉のごちそうサラダ」を教えてもらいました。

かぼちゃと鶏肉のごちそうサラダ

【材料】
・かぼちゃ…300g
・鶏もも肉…250g
・ミニトマト…8個
・パセリのみじん切り…大さじ2
・レモン汁…大さじ1
・塩、コショウ、オリーブオイル…各少々

【作り方】
[1]かぼちゃはワタを取って、厚さ1センチの食べやすい大きさのくし切りにする。
[2]ミニトマトはヘタを取っておく。鶏肉は余分な脂を取り除き、一口大に切って、ボウルに入れて塩コショウで下味をつけておく。
[3]フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れて、かぼちゃを並べて、中火で両面焼く。火が通ったら一度取り出しておく。
[4]キッチンペーパーで、フライパンの汚れを取ったら、オリーブオイルを足して、鶏肉を皮目から焼く。しっかり焼き色がついたら、ひっくり返して3分ほど焼く。ミニトマトを加えてさっと炒め合わせる。
[5]ボウルに、かぼちゃ、鶏肉、ミニトマトを入れ、パセリのみじん切りとレモン汁、塩コショウ少々で和える。

2017年8月26日

未来につなぐ~デフフットサル日本代表チームの“声”~

「デフリンピック」という言葉、あなたは知っていますか?

【街頭インタビュー】
 「え、なんですかそれわかんない」
 「ちょっと全然想像もつかないんですけど・・・」
 「障がい者とかのかな・・・?全然わかんないですけど、予想で」

デフリンピック。「デフ」とは聴覚に障がいがある人を意味します。
身体障がい者や視覚障がい者、
知的障がい者が参加するパラリンピックとは別に開かれる、
聴覚障がい者だけのオリンピックが「デフリンピック」です。
4年に一度、世界規模で行われ、
今年7月にトルコで23回目となる大会が開かれ、熱い戦いが繰り広げられました。
しかし、日本ではデフリンピックの知名度、そして、聴覚障がい者への理解度は低いままです。

そんな中、
「聴覚障がい者のスポーツ、デフスポーツをもっと広めたい!」
「スポーツを通じて、聴覚障がい者に対する理解を広めたい!」
という気持ちで、聴覚障がい者のフットサル、「デフフットサル」で
世界を目指す青年が秋田にいます。

【小松さん】
今回のデフリンピックはサッカーだけで、
もちろん他のスポーツはあるけど、フットサルはまた別ということになりまして。
再来年にワールドカップに出るために頑張っているところです。

秋田市に住む小松祐樹さん、25歳。
生まれつき耳が不自由で、補聴器がなければほとんど聞こえません。
小松さんは、この夏、大きなチャレンジをしました。

【小松さん】
今回の合宿で、最終選考会ということもあるので、より引き締めて、
代表として選ばれるようにベストを尽くしていきたいと思います。

デフフットサルでワールドカップに出場することを目指して、日本代表候補合宿に臨んだ小松さん。
合宿先には、同じく聴覚障がいがある選手が集まり、みんなが、“同じ志”を持ってプレーをしていました。

未来につなぐ~デフフットサル日本代表チームの“声”~

8月11日。
神奈川県 ミズノフットサルプラザ藤沢で、
デフフットサル日本代表候補の合宿が、
3日間の日程で始まりました。
代表監督、川元剛(たけし)さんは意気込みを話しました。

【川元監督】
デフフットサル日本代表は、来年度行われるワールドカップ予選に向け、がんばっています。応援よろしくお願いします!

この合宿に、秋田市の金融機関で働いている小松祐樹さんの姿がありました。
小松さんは、これまで、仕事を終えてから地元の社会人チームでフットサルの練習を続けてきました。

小松さんは小学生の時から野球を続けていましたが、肩を痛めて断念。
そんなとき、知り合いがサッカーやフットサルを通じて聴覚障がいのことをPRしていると知り、半年前にフットサルを始めました。

フットサルは、主に室内で行われる5人制のサッカーです。
試合時間は前半後半ともに20分。サッカーのおよそ半分の時間です。
ピッチの広さはサッカーのおよそ3分の1。
ボールはフットサル専用で、サッカーボールよりも弾みにくいものを使っています。
基本的なルールはデフフットサルも通常のフットサルも同じですが、ひとつ、大きく異なる点があります。

【小松さん】
補聴器をつけてはいけないルールがあるので、ほぼ聞き取れないですけれども、簡単な手話だったり、左だ!右だ!などやりながらプレーしてますね。

「補聴器をつけてはいけない」というルール。
補聴器には性能差があるため、どの選手も、耳の聴こえない状態でプレーするという公平性のために決められています。
聴こえないことによる難しさや、面白さはなんなのか。
デフフットサル日本代表の選手2人に聞きました。

【東海林選手】
聴こえない選手同士のフットサルになるので、コミュニケーションの方法が声ではないというところが面白さであり難しさであると思います。
たとえば指差しの指示とか、あとは手を上に伸ばして「自分がマークするよ」とか、そういう視覚から見える指示の出しあいが必要な場面がすごく多くて、それをもって次をどう動くのか判断するのかっていう面白さはあると思います。

【設楽選手】
デフフットサルの難しさはひとりひとり見る視点、見る景色が違うため、イメージをひとつにするっていうのが難しいと思っております。
面白さは、先ほども言った通りみんなひとりひとりイメージが違うので、それがひとつになったときはすごい嬉しいし、そこが魅力だと思っております。

秋田市から合宿に臨んだ小松さんは、デフフットサルでは「目」が
大事だといいます。

【小松さん】
耳が聴こえない分、「目」、要はアイコンタクトを普通の人より、より取る必要があるので、走り回りながら仲間とのアイコンタクトを取るのが難しいですね。
でも逆に言えば、アイコンタクトがうまく取れて、点に結びつけることができれば、やっぱり「よっしゃ!」ってなるし、ゴールを決めた瞬間はみんな決めた選手のところに行って喜びを分かち合いますね。

身振り手振りでの連携やアイコンタクト、イメージの共有。
言葉がないからこそより深く通じ合い、プレーがひとつになった時に感じる喜びが、デフフットサルの魅力のひとつかもしれません。

神奈川県で行われた、デフフットサル日本代表候補の合宿。
この合宿で、代表選手が選び出されます。
秋田市の小松さんは、この競技を始めてまだ半年。
そんな短期間で日本代表の最終選考にエントリーできたのには、理由があります。
5年前から代表チームのトレーナーを務める橋本賢太さんが話します。

【トレーナー 橋本賢太さん】
デフフットサルの現状についてなんですけど、競技人口は日本でもかなり少なくて、やはり今は誰でも入れるという形であったり、競技人口が少ない中で、やりたいという有志を集めてやっているのが現状なので・・・
そこを変えて行くというのが現段階です。

今回の候補合宿も協会からの召集ではなく、参加者を公募する形で行われました。
日本における、デフフットサルが抱える課題は他にもあります。
日本ろう者サッカー協会 理事の田口さんに伺いました。

【日本ろう者サッカー協会 理事 田口さん】
まず「デフリンピック」という言葉の認知度が、日本では11%しかありません。
日本におけるデフリンピックとかデフのサッカー、フットサルを知っている人はまだまだ少ないということと、聴覚障がいそのものの理解が少ないということが挙げられます。

2014年に行われた、日本財団パラリンピック研究会が行った調査によると、日本でのデフリンピックの認知は、11.2%でした。
海外を見てみると、韓国は59.4%、オーストラリアは30.1%、
アメリカは25.5%という数字が出ています。
今年7月にトルコで行われたばかりのデフリンピックでは、日本人選手が金メダル6個、銀メダル9個、銅メダル12個を獲得するなど大活躍でしたが、そうした活躍も、国内のメディアではなかなか取り上げられず、ほとんど知られていません。
もうひとつ、大きな問題も・・・

【日本ろう者サッカー協会 理事 田口さん】
それから、日本代表活動を行うにあたって、選手の自己負担がまだまだ大きくて、経済的な負担がかかっています。

今回小松さんが参加した合宿も、ひとり1万3,000円の参加費と、それぞれ会場までの交通費が自己負担になっています。
自己負担も大きいのに、なぜ世界を目指し続けるのか。
日本代表チーム キャプテンの東海林選手が話します。

【東海林選手】
2年後に世界大会があります。
前回は7位だったので、今回はベスト4。
そしてメダルを目指していきたいと思います。
耳が聴こえなくてもこれだけのことが出来るってことは伝えていきたいと思っています。
フットサルをやっていて、健常者の人から「あいつ耳聴こえないんだぜ。すごいね」って思われるような人になりたいというところと、それだけできるっていう事は知って欲しいと思います。

「耳が聴こえなくても、世界で活躍できる」
その自信を胸に、副キャプテン 設楽選手は、聴覚障がい者たちに、こんなメッセージを送ります。

【設楽選手】
やっぱり耳が聴こえないって言って、コミュニケーションがとれないとか、手話がわからないって言う人がたくさんいると思うけど、もっと、耳が聞こえない人たちが自分から積極的に社会に出て、少しでも自分から動くっていうことを大切にして欲しいと思います。

未来の子どもたちのために。
この思いは、小松さんも一緒です。

【小松さんの思い】
子どもってさまざまな情報を得て、脳を発達させているので、耳が聞こえない子どもだと、その脳の発達が遅れてしまって、周りとの差が大きく広がって置いていかれてしまう。
そういったことが私が小さいときあったので、そういったことをなくすために、自分が大変な思いをしたり、苦労してきたことを周りの人たちにも伝えて、未来の子どもたちが情報を取ることができなくて、周りとの差を広げて遅れてしまわないように、その差をいかになくすか、そういった活動をしたいという思いがありました。

小松さんは今、最終選考の結果を待っています。
代表に選ばれれば、次の舞台は来年のアジア予選。
そして2年後のデフフットサル ワールドカップが待っています。

耳が聴こえない。
そのことできっと思い悩み、苦しんだこともあるはず。
それでも、自分たちの活躍で子どもたちに夢を。
そして聴覚障がい者の未来を。
その思いで、小松さんはチームとともに挑戦を続けます。

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