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2024年02月19日

【リレーブログ】甘~い

正真正銘・甘党の井関です。
好きな食べ物は、チョコレート!
ケーキもワンホール一人で食べ切れるんじゃないかな(未実行ですが)。
ついでに言うなら、豚カツ、ハンバーグ、回転寿司ならコーンやサラダの軍艦、たまご…
味覚そのものが、お子ちゃまかも…。
こんな私の甘党は、故郷・愛媛が関係しているのかもしれません。

もう数十年前の話。
松山に帰省する前、実家に電話すると決まって母は、
「お寿司を作っとこうわい(作っておくね)」と言い、
実家に着くと、寿司桶に色とりどりの具がちりばめられたお寿司が待っていました。
このお寿司は、ばら寿司(いわゆるちらし寿司)です。
松山ではおもてなし料理として昔からふるまわれていて、味付けは、甘め。
私は、穴子や蒸し海老の入ったものが好きでした。
また味噌汁は甘い麦味噌仕立て。
ちなみに私は帰省のたびに、麦味噌をキャリーケースに忍ばせて戻ってきます。

ある時、妻が「お義母さんの味付け、全体に甘いよね」と言うのを聞いて、
母ちゃんだけじゃない…松山は甘党文化だ!と再認識したのです。

うどん
昨秋帰省時に、飛び込みで入ったうどん屋さんの肉うどん

大好物の松山のうどん(※さぬきうどんとは全くの別物で、やわらかい太麺)は
昔から甘くて、特に肉うどんがお気に入りです。
今では観光客が、松山の食文化として、古くから営業しているうどん専門店に
行列を作るそうです。

今、私が住んでいる秋田など東北地方は、味付けが濃い(しょっぱい)ことで知られていますが、秋田だけ見ても県南地域は、納豆に砂糖を入れるくらい甘い食文化が根付いていますね。
砂糖を多く使うのは、砂糖が貴重品だった時代の名残だとか。
それに、土地の食材の活かし方が加味されて、それぞれの食文化が成立しているのだと思います。
狭い日本だけど、地域の味付けはさまざまです。

旅の醍醐味は、食べることとも言いますね。
ことしも出張で何回か県外行く予定ですので、どんな食文化が待っているのか、楽しみです!

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