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2023年12月15日

【リレーブログ】今年の思い出 ~アスリートの言葉~

アナウンス部リレーブログ
12月のテーマは「今年の思い出」です。

「さぁ、書くか」と意気込んだものの…
あんまりプライベートの思い出がありません。
ちょっとスマホの写真でも見返してみます。

・・・

うん。
思い出が、これといってありません。
本来、そんなネガティブな話をこんなところに書く人はいないのですが、
それでも、浮かびませんね。

いつ何時、ラジオでフリートークのチャンスが来てもいいように、
常に日常の小ネタは引き出しにストックしているはずなのですが、
未開封のまま、記憶から消えてしまいました。

ただ
仕事の中では「心に残った言葉」というのがいくつもありましたので
それを書きましょう。

先月11月
アノ!本田圭佑さんにオンラインでインタビューする機会がありました。

写真①

詳しくは
ABS公式ユーチューブのこちらの動画で!

本田圭佑さんサムネ
【直接インタビュー】新競技「4v4」とは?考案者 本田圭佑さんに聞いた!(YouTube)

今回インタビューした中で印象的だったのが
「日本の社会は大人に限らず、子どもにすごく冷たい。日本の教育は子どもに向けて『ミスをしないように』と伝えていくもので、大人に対してはもっと厳しい。
その教育が今の日本を強くしているかというと僕はそうではないと思っていて、今の日本が素晴らしいのは先代たちが何度もトライして、失敗しても諦めずに働きつづけて、いまの日本がある。
一回負けて終わりではなく、ミスして負けるかもしれないけど、また負けた後に何度もチャレンジしてほしい」

子どもたちへのエールがありました。

元々、本田さんの人を惹きつける強いコトバが好きで、
昔、本田圭佑さんの手記がスポーツ新聞の一面を飾ったことがあるのですが、
たまたま自分の誕生日の記事だったためにずっとそれを保管しています。

とかくミスに厳しい現代社会かもしれません。
自分も子育てをしながら、子どもに対して、小さなミスを責めてしまっているなと反省しました。
ミスを責めて終わりなのではなくて、そこからどう次の一歩に導くのか。
いや、そもそもミスを受け止める度量が自分に必要なのだと痛感しました。

そしてもう一人、
同じように「失敗を重ねることで考えることにたどり着く。チャレンジしたからこそ、次に失敗しないようにどうするか考えるようになる」と話していたのが
バスケットボールBリーグ・秋田ノーザンハピネッツの田口成浩選手の言葉。
こちらも11月にインタビューした時のコメントです。

写真②

「ヘッドコーチなど指導者から言われたことに対して、『あ、わかりました』て終わるんじゃなくて、『なぜこういうこと言うんだろう』いうところを考えることによって、プレーの質だったり、自分が何をしなきゃいけないかということろ全部がわかって、プレーの質もよくなるし自分の役割もわかってくる」

田口選手はこうも言っていました。
「考えるのが大事って何事もですよね。社会もそうだと思うんですけど、一緒だと思うんですよ、ただこれがスポーツなだけで。どんなところでも社会に出たら、上司に言われたことを「1」言われたら「3」ぐらい返せたらやっぱりうまくなりますよね」と。

インタビューしながら
「ほんと、そうそう。その通り」と何度も頷きながら聞いていました。
bjリーグの時代から取材させてもらっていて、田口選手とは昔から親交があります。
インタビュー後に「めっちゃ分かるわ!お互い、歳とったね」なんて笑いあいながら話してました。

田口選手に取材をしたのは、11月のリーグ中断期間。
中断前3勝11敗とチームは苦しんでいましたが、中断明けは負けなしの5連勝です!
(12月14日時点)
中断期間の「考える時間」が、チームの成熟を生んだかもしれませんね。

さて、自分の話です。
思い起こせば、2023年が始まる時に「インプットを増やす」という目標を立てたはずです。
がむしゃらだった若い頃と比べると、だんだんと視野が狭くなってきて、何か新しい視点で見たり聞いたり、情報を得たりというインプットが減ってきていると感じています。
「本を読もう」という決意はあっても、一向に読書のスピードが上がりません。

そして一番問題なのは、なんかいい感じのことを書いていますが、
「インプットを増やす」という目標はここ5年ぐらいずっと毎年立てています…
インプットが増えてもいなければ、改善もできていないということですね。
反省です。
とはいえ、こんな反省の機会になっただけでも、このブログ担当に意味があったかもしれません。
そう、この失敗から考えることが大事です。

インプットでいうと、最近流行りの音楽を知ろうとする意識も足りていません。
そんな中で、どうやって最新音楽の情報が入ってくるかというと、
9歳・4歳の2人の子どもたちを通して、知らない音楽が耳に入ってきます。

9歳の長男が何かを口ずさんでいれば、聞けば「給食の時間に流れてた」などと返事がきてそれをきっかけに私もヒットチャートの知識が増えます。

一方、4歳の長女が、なんだか踊りながら「ポンポンスポポン!!!」と歌っているので、それが何か聞いてみると「こまーしゃるでやってた」と返ってきます。

写真③写真④
ポンポンスポポン! ダンス中の娘です。

今も昔も、インパクトのあるコマーシャルというのは、老若男女に刺さるものなんだなと実感いたしました。

いやはや、コマーシャルの力ってすごいですね。

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