2011年5月12日
2011年5月12日(木)
鶴岡です。
先々週紹介した 男鹿の「はなさか爺さんプロジェクト」。先日行われた開校式の様子を今日はご紹介しました。
場所は旧加茂青砂小学校。加茂青砂小学校は、10年前に廃校になりました。
この小さな小学校の校舎の入口に立ち並ぶ数本の桜の木も年老いています。
人々が集うことで、桜の木を元気にしたいというプロジェクト。それが「はなさか爺さんプロジェクト〜海辺の体験教室〜かもあおさ笑楽校」です。
加茂青砂は、豊富な海の恵みで人々が暮らしてきた歴史ある漁業地区です。古くから伝えられた生活の知恵や自然を利用したノウハウが多く残っています。
例えば、海藻や魚を入れる「こだし」とよばれるかご。「あおつづらふじ」という植物のつるを編んで作ります。
そして8日、開校式が行われました。
開校式は「お花見音楽会」というサブタイトルが付けられています。開校宣言の後は、五里合でコーヒー店を営んでいる佐藤毅(たけし)さんのコントラバス演奏。
そのほか、男鹿で音楽を愛好している人たちを中心に、自慢のゴスペルや自作の歌のお披露目もありました。
5月22日からは、本格的な「授業」が始まります。
植物を利用したかご作りや草木染め。塩わかめの作り方やしょっつるを使ったソーセージ作りなど、新しい取り組みも教えてもらえます。
この本格的な「授業開始」については、来週19日(木)、番組の中で詳しくお伝えする予定です。