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2010年4月1日

2010年4月1日(木)

賀内です。

新年度、「息子が入社式です」というメール、2通いただきました。
親御さんとしては、手を離れてほっとしたのが半分、「うまくやっていけるかな」と不安が半分といったところでしょうか。
入社した新人たちも、「とにかく就職できてよかった」という気持ち、「先のことはわからないな」という不安、いろいろな思いを抱きながらの社会人1日目だったことでしょう。

先週の「あさ採りワイド」で放送して、今も強く印象に残っている話があります。
それは金曜の「記念日に花束を」で紹介した女のかた。
退職を迎えて、その職場をなつかしんでいるのですが、在職中は社員旅行であちこちに遊びに行ったほか、社員の女性たちが作った料理ノートがあって、みんなで作り方(今で言うレシピですね)を書きこんでいたりもしたそうです。
浮かんでくるのは、社員がまるで家族同様になかよしで、生き生きと働いている姿です。

今は「成果主義」などと言って、何が何でも売り上げを達成しないといけなかったり、それができないとすぐにリストラの対象になったり、働く人も正社員ではなくバイトや契約といった不安定な立場だったり、ギスギスした雰囲気の職場も少なくないようです。
確かに、高度成長やバブルの時代とは違って、利益を上げるのは容易でないでしょうし、ある程度の給料もらって暮らしていくためには、昔以上に働かなくてはいけないのでしょう。昔とは違います。
でも、昔も今も、職場でストレスなく、自分の力を存分に発揮して働けるというのは、どんな時代でも大切なことではないでしょうか。
先週紹介したかたは、まさに、職場でストレスなく、自分の力を存分に発揮して働いていたのだと思います。だからこそ、在職中の日々が楽しい思い出なのでしょう。

弊社もまあ「朝まから晩げまで(秋田弁ね)」忙しい職場ですが、忙しさにかまけて、先輩・同僚・後輩への気遣いが欠けてはいないかと、反省することしきりです。
社会人26年目、そんなことを考えているうちに4/1は過ぎていきました。

昨日の放送日記で鶴岡さんが触れているように「あさ採りワイド」は、新年度も同じ顔ぶれでお送りします。私は「あさ採りワイド」13年目。だいぶ古びてまいりましたが、もういっちょうがんばります。

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