賀内です。

今月末に秋田県民会館で開催される「加山雄三withワイルドワンズ」応援企画として、きょうは、加山雄三特集をお送りました。

「君といつまでも」「お嫁においで」などなど、湘南の海がワイドに迫ってくるような歌声です。
「途中からラジオを聞いた。最初から聞いていればよかった！」というメールもいただきました。みなさん、お好きなんですねえ。

私は1961年生まれですので、加山雄三の「若大将シリーズ」をリアルタイムで見た世代ではなく、後年、テレビの名画劇場などで知りました。老舗のスキヤキ屋の御曹司が青春を謳歌し、マドンナ（星由里子だったり酒井和歌子だったり）となんちゃらかんちゃらあった末にハッピーエンドという、まあ、シンプルな話ですが、スクリーンからあふれてくるあの底抜けの明るさは、他のスターには真似のできない境地ですね。
若大将が出場予定の水泳大会に間に合わないと思っていたら、なんと白バイの先導でプールに駆けつけるシーンがあったりして「あんなに都合よく話が進むわけがないだろう」と突っ込みながら楽しめる映画です。世の中何かにつけて元気がない今こそ、こういう映画を見たくなってしまいます。