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2008年10月10日

2008年10月10日(金)

賀内です。

先週、泉谷しげるさんの歌を特集してお送りしましたら、大仙のかたから「泉谷さんの60歳記念60曲ライブを東京で見て来ました」というファックスをいただきました。
泉谷さんはパワフルに朝まで歌い続けたそうで、「見ていた自分も元気になった」そうです。

また、今日はエルトン・ジョンの曲を特集しました。彼も同世代の61歳、泉谷さんに負けず劣らず元気です。

「記念日に花束を」のコーナーでは、中年のエレキバンド、若美ベンチャーズのかたに花束が送られ、バンドのギタリストに伺いました。県内はもちろん、東京でもステージがあるそうで、売れっ子全開の様子でした。
...という訳で今日の「あさ採りワイド」は「元気な中年(初老か?)ミュージシャン」が統一テーマだったのでした。

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RN大曲の佐藤さんの「泉谷しげるライブ・リポート」(全文)

おはようございます。大曲の佐藤です。
行って来ましたよ!60歳で60曲歌う、泉谷しげる還暦記念&再デビュー記念オールナイトライブ「泉谷展覧会60×60」。
10月4日の土曜日、場所は東京湾岸、お台場の大観覧車の真下にある、Zepp(ゼップ)東京。
スタートは夜の10時、長丁場なので「あんまり、がんばるなよ」といいながら新曲で始まりました。

さすが音がいい、声もよく出ている。泉谷は調子良さそう。おしゃべりも多く、観客とのやりとりは、昔のフォークコンサートのよう。
観客にオチを先に言われて「じゃ、今の曲、ラストをもう1回」と、やり直したり、自由自在にステージを進めていくさまは、さすがの感じ!
20曲ずつに分けて、途中、休息を入れつつ、しかも、その休息時間に「今日は気分がいい」と、サイン会をしたり、今日じゃないとできないだろうかと、デビュー時の曲や、大部では普段はやらない曲をやったりと、サービス精神も旺盛な内容でした。昔の自分の写真を出して解説したり、「今日しかやらないぞ」と言いながらコスプレしたりと、いろいろやりながらも、「今日は特別な日じゃない。ただの通過点だから。これからもライブはやるし絵も描くから」と言っていました。

第3部、仲井戸"チャボ"麗一が登場してからは、ギターを置いてマイクつかんで歌いまくり!泉谷のホームページには、「52曲目あたりで身体が悲鳴を上げはじめたが、『キツイぞ!』と声に出したら楽になって持ち直した。声も出た」と書いてました。さすがに相当キツそうに見えましたが、曲が始まるとバッチリと決まるのはカッコよかったです。

59曲目「長い友との始まりに」、そして、ラスト60曲目は「土曜の夜 君と帰る」、この時点でもう朝5時なのですが、そこからアンコールへ突入。「お前ら、もう帰れよ!」と言いながら、61曲目「時よ止まれ 君は美しい」、62曲目は「野性のバラット」。もう、そうとうにキツイはずなのに、それでもエンエンと行く。さらに客席にまで飛び込む。ステージ上では観客よりもジャンプする泉谷に感動しました。

私生活でとてもつらい事があったんですが、でも、今回のライブのラスト、ステージでジャンプする泉谷に勇気をもらったような気がします。
この人は60歳でここまでやるのか。僕もできるものなら60歳になった時に「いくぞ!バカヤロー」と叫ぶ事のできる、そんなオヤジに、そんなくそジジイになりたい。そう思いました。

Zepp東京を出た時には朝5時半をすぎていて、東京湾岸はもう夜が明けていて少しモヤがかかったくらいの感じでした。海に浮かぶ客船、台場のビル群をながめつつ、満足感にひたりながら、ゆりかもめでホテルに帰りました。

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