2008年7月24日
2008年7月24日(木)
賀内です。
寝苦しい夜、突然襲った揺れ。ゆっくりとした揺れが長く続きましたね。
秋田では最大でも震度4でしたが、岩手では震度6強の揺れでした。
一夜明けたけさ、「あさ採りワイド」にも多くのメールをいただきました。
あるお母さんから「情けないほどアタフタしてました。ラジオをつけて、ドアを開けて逃げ道確保して、子供たちをタンスから遠ざけるくらいでした」 というメールをいただきましたが、いやいや、これだけできればリッパですよ。
全くの偶然ですが、「賀内隆弘のさて今週は」のコーナーでは、緊急地震速報がテーマでした。 仙台のTBC東北放送では、6/14の岩手宮城内陸地震でも、きょう未明の地震でも、大きな揺れが来る前に地震の発生を知らせる「緊急地震速報」を放送しました。
きょうは、実際に地震速報にたずさわった東北放送の根本宣彦アナウンサーに話を聞きました。岩手宮城内陸地震では、何秒か前に速報が流れたことで「車を安全に止められた」「タンスの前にいた子供を移動させた」「ヤカンの火を消した」などの行動を取れたという反応があったとのことです。
震源地の近くでは速報が間に合わないなど、時間差があることで速報の限界もあることは事実ですが、役に立つことは証明されたと言えそうです。
ABSラジオでも、9/1から緊急地震速報の運用が始まります。大きな揺れが予想されるとき、どんな放送がラジオから流れるのか、などについては、来月の「あさ採りワイド」でお送りする予定です。